t-ash.NET
Spain Paris
第1章 空の旅×?

今回は初の海外旅行。スペイン各地9日間+パリ4日間の旅行です。
卒業旅行ってことでそれなりに長い期間行きたいので安心できる(?)ツアーで行くことに。

ただ、学生限定のプランだから歳の離れたおじさんおばさんと一緒に行動したりするってことはないし、 ツアーの割には自由行動の時間があるし、何と言っても料金が安い。そんなわけでもう一人の友達(オレンジ)と2人でこのツアーに行く事になった。



空港に着き、集合場所へ。

しかし、その瞬間ちょっと目を疑う。40人近いツアーだっんだけど、女の子ばっかりだった。

男の数を数えてみると…8人。つまり38人中8割が女の子だったのだ。
外国人にナメられないためにヒゲをちょっと伸ばしてきたが、今すぐ剃ってもいいような気がしてきた…。



さー移動開始してセキュリティチェック。ポケットからサイフとか携帯とか取り出して中をくぐる。 この瞬間ってちょっとドキドキですよね。

てかやっぱり反応キターーーー!!

原因は…ベルト。ありがちだ。周りが全然知らない人ばっかりだったらいいんだけど、 これから9〜13日間行動を共にする学生限定ツアーのメンバー、 しかも8割女の子という中でベルトを外すのはかなり恥ずかしいものだ。

しかしこういうときはオドオドしながらベルトを外すのは逆に恥ずかしさを増大させる。
いかに平静を装って自然にベルトを外すかが重要なのである。

それではここで、空港で出来る正しいベルトの外し方を紹介しよう。
空港であたふたする前に、みなさんもパソコンの前で一度練習しておく事をお勧めする。

1.まず仁王立ちする。

2.「オゥモポリャァ」と叫ぶ。

3.ベルトを外す。



さて、飛行機に乗り、もうすぐさらば日本。これから始まる旅にウキウキ…っていうか 前日ゼミの資料作りで3時間しか寝ていなかったのでバリバリ寝るつもりでしたが…。

だが、事件はいきなり起きた。しかも離陸前に。

バッグから荷物を取り出した後、閉めようと思ったらチャックが閉まらない。
ちょっと力を入れた、その瞬間だった。


はい壊れました


チャックが結構大きめのやつだったから、力ずくで戻すのは不可能だった。

これは高校3年間お世話になった3-wayバッグで、3年間活躍しただけあってそれなりに丈夫…なハズだった。
ていうかいくらなんでも初日に壊れなくても…。
まるで「100人乗っても大丈夫」な某倉庫に101人目が乗った瞬間崩壊した気分だ。
仕方なくバッグの口が開いたまま機内を過ごす。新しいバッグ買わなきゃ…。

機内食を食べたらすぐに堕ちた。でも機内って結構喉が乾燥するもんですね。途中で目が覚める。
風邪をひいていたオレンジからウイルスをもらわないためのマスクを持ってきていたので助かった。しかし、持参していたアイマスクや耳栓と併用することは出来なかった。
アイマスク、マスク、耳栓なんか併用して使ってたら初日から女の子にコードネームを付けられていただろう…。
(実際、オレンジは「オレンジ」と呼ばれていた…)

そんなわけで安眠枕+マスクが精一杯だった。まあアイマスクとか耳栓なくても十分寝られたけどね。

その後しばらくしてマトリックスが観たかったので頑張って起きて観た。これで3部作全部見られたのでちょっと満足。

機内の12時間は睡眠+機内食+マトリックスの時間でほとんど使ってしまい、それほど長く感じなかった。
もう1本くらい映画を観てもよかったくらいだな…。



経由地のヒースロー空港に到着。最初に海外の土(?)を踏んだのはイギリスの大地だった。
ていうかこの空港を歩いていると気付く事がある。日本語多すぎ
なんか日本人は英語読めませんって言われてる感じだったな…。

免税店で代わりのバッグを探すことにした。不測の事態だったので別に安物でも構わない。 12ポンドくらいの手ごろなバッグを見つけた。しかしポンドなんて今回の旅行では必要ない。 そこでカードの登場。使うつもりはなかったのにいきなり役に立つとは…。
海外初の買い物はバッグ、しかもカードで。

しかし、バッグを買ったのはいいが、中身を移した後の3-wayバッグはどうしようというギモンが。
結局、買ったバッグは小さくおりたためるやつだったので、折りたたんだ状態で3-wayバッグに入れ、チャックを開けたままスペインまでは耐える事にした。



あとヒースロー空港ではセキュリティチェックの時にサイフとか入れるカゴを取りミスって 2,3個吹っ飛ばした
どうやら自分は空の旅と相性が悪いようだ。



まだスペインにはついてないけどそれは次章以降で〜。


BACK
HOME